【vol.3】気象予報士試験に合格する!実技編
前回の続きです☟
今回は実技試験について
内容や勉強法を紹介していきます。
【目次】
実技試験とは
そもそも実技試験と言われても
あまりイメージが湧かないと思います。
僕は初めて聞いたとき、
誰かの前で発表する感じなのかなと思いました。
そんなわけないやん!
簡単に言うと、記述式の試験です。
イメージとしては国公立大受験の
2次試験みたいな感じです。
実技試験は1と2の2科目に分かれているのですが、
内容としての差は特にありません。
そして、この実技試験が
気象予報士が難関と言われている要因です。
実技の何が難しいのか?
そもそもマーク式と記述式という点で
明らかに学科試験よりも難易度が上がります。
実技試験は1科目75分で行われます。
この時間制限がめちゃくちゃきつい・・・!
資料となる天気図&データは10枚前後あります。
この資料から正しく情報を解析し、
指定された文字数内で記述する必要があります。
専門的な知識や解析力だけでなく、
集中力や体力も必要だなと感じました。
実技試験の勉強法
実技の勉強法は本当に人それぞれです。
学科は独学だけど実技は専門のスクールに通ったり、
通信教育を受けるという人も結構います。
ただ、過去問を中心に演習するというのが
主流かなと思います。
テキストでの勉強
まずは自分なりの方法から。
一度過去問を目にしたのですが、
意味が分からな過ぎて圧倒的に
知識量の不足を感じて購入しました。
前半は知識や解析方法を中心に
読みつつ解きつつという感じ。
後半は現象別の過去問となっています。
個人的には巻末についている
海域や天気記号など暗記事項をまとめた付録
をとても活用しました。
この一冊で基礎固めは出来ると思います。
ただ、若干古いというのがネックかもしれません。
僕は使っていませんが代替テキストとしてはこちら。
(学科の2冊は非常に重宝しました)
友達はこれを使っているそうです。
自分に合う方でいいと思います。
そして学科編で大絶賛した精選問題集ですね。
やっぱり印刷して取り組めるというのが大きいです。
演習量を増やしたいときには選択肢に入ると思います。
過去問演習
その後はひたすら過去問演習です。
過去問の入手法は【vol.2】でも書いた通り、主に3つ。
①市販テキスト
➁気象業務支援センターHP
③個人サイト「めざてん」
めざてんサイト | 気象予報士の受験勉強には『過去問研究』が一番
多分他にもあると思います。
僕は特に③でお世話になりました。
①のテキストは本当に解説がしっかりしているのですが、
しっかりしすぎていて初学者にはやや難解かも。
最初は解説を読むだけで
2時間ぐらいかかりました✋
そして、➁は解答のみで解説がありません。
そこで③の「めざてん」さんのサイトにたどり着きました。
このサイトは管理者の方が受験生時代に立ち上げたそうで
“自身で考察した”解説を載せてくれています。
それを厳密でないと思うか
わかりやすいと思うかは人それぞれだと思いますが、
僕はすごくわかりやすかったです。
僕は利用していなかったのですが
受験生同士の掲示板みたいなものもあるみたいなので
使ってみるのもいいかもしれません!
+αの取り組み
これ以外にもいろいろ手を出しました。
よく受験なんかは
何冊も参考書を買うんじゃなくて一冊を極めろ!
って言われますよね。
予報士試験においてもそうだと思います。
ただ、それはあくまでも最初の知識を固める段階であり、
その後は様々な方法で「幅を広げる」作業が
重要になるのではないかと思います。
というわけで紹介していきます。
模試
まず、試験前の模試です。
同じ過去問を何回も解いていると
そろそろ覚えてきていい点が取れちゃうんですよね。
むしろそれぐらいまで
何回も取り組むのがいいと思う!
ただ実際に「得点力」をつけるには
新鮮な問題を解く必要があるかなと思います。
①防災気象PRO
防災気象PRO(株)Team SABOTEN<派遣・コンサル・スクール・模擬試験・養成・講師>
僕は直前模試というのを受けました。
講師の方の解説が非常にわかりやすくて
さすがプロだなーと感じましたね。
ただ、個人個人の解答を採点してもらえるわけではないです。
(もしかしたらそういう講座が別にあるのかもしれませんが)
気象現象の根本を理解したい人や
試験前の最終確認をしたい人にはおすすめです。
若干脱線しますが、YouTubeもされています☟
Team SABOTEN 気象専門STREAM. - YouTube
僕も何回か拝見しましたが、
この内容を無料で見られるのはすごいと思います。
➁お天気学園
模擬試験コース一覧| お天気学園の気象予報士講座(日本気象)
模試のWEB通信講座というのを受講しました。
学科&実技の4科目の模試を自宅で受験して、
解答を送れば2週間ほどで採点が返ってきます。
僕はこの講座を受講した後に合格できたので
自分に合っていたのではないかと思っています。
また、疑問点をいつでも何回でも聞くことができます。
これがとても大きかったです!
その他
僕は受講していないので感想は言えませんが、
選択肢として紹介します。
まず、上で紹介した2社には通学講座があります。
(上のリンクからどうぞ)
そして、ユーキャンの通信講座。
これも僕の知人で使っていた人がいます。
気象予報士資格取得講座|通信教育講座なら生涯学習のユーキャン
他にもいろいろあるんですが、
すごくわかりやすくまとめてあるサイトがあったので
これを見ていただけるといいかと思います☟(放棄)
値段としても内容としても
自分に合っているものと巡り合えることを祈ります。
他に無料で学べるものと言えば・・・
やっぱり一番は「検索」でしょうか。
結構いろんな方がブログなんかで
過去問を解いていたりするので、
わからない用語を検索したりするのはとても有効です。
まあいろいろ書きましたが
自分で合格までのストーリーを描くのが一番大切です。
そうすれば選択肢の取捨選択ができると思います。
結局、何を選んでも自分の中では正解だと信じて
勉強してほしいです!
【vol.4】は、僕が合格するまでのストーリーを紹介します。
特に、今受験生で苦しんでいる方たちには
同じ気持ちの人がいるんだということを
知っていただけるのではないかと思います。
【vol.3】気象予報士試験に合格する!実技編(当記事)