傘がなくたって走り出せ!

KEITALK 天気を楽しめば人生が楽しくなる!

修行中の気象予報士です。YouTubeでの動画投稿に力を入れています。

そもそも「天気」とは何か?

 

 

みなさんこんにちは。

 

突然ですが、

小さい子供って何でもかんでも

理由を聞きたがりますよね。

 

私もこの前、「なんで星はあるの?」って聞かれて適当に返しちゃいました...。

 

では、「天気って何?」と

聞かれたら何と答えますか?

 

今回はそういったことを

考えていきたいと思います。

 

 

目次

 

 

 

天気は水の物語

 

一言に“気象”といっても

かなり幅広い分野があります。

 

これを自分なりに表現すると

水の物語だと思っています。

 

格好つけてるなこれ・・。

 

いや、あながち間違いではないと

思っています。

 

もちろん地球大気や

太陽の存在も不可欠です。

 ただほとんど全ての現象について

「H2O」が関わってきます。

 

僕の大学にも「金星の気象」を

研究している教授がいるのですが、

地球の気象とは大きく異なります。

 

そういう意味では「地球気象の特徴は水!」

と言えると思います。

 

参考までに☟

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水の大気循環

 

株式会社 地圏環境テクノロジー

さまのサイトからお借りしました。

 

このように水は大気を循環しています。

 

その空気にどれくらいの

水が含まれているのか?

例えばそれだけの情報でも

気象状況は変わってきます。

 

小さい子供に話すときは、こういう簡単な説明のほうがイメージしやすいよね。

 

僕も気象予報士試験の勉強をしていて

頭がこんがらがったりするときは、

この原点に戻るように意識しています。

 

 

天気の決め方

 

先ほどの抽象的な話は置いておいて、

今度は具体的な天気の決め方

紹介したいと思います。

 

該当する気象現象がある場合は

その現象によって天気を選びます

 

わかりやすく言うと

空から降ってくるものがあれば

それがそのまま天気になるということです。

 

例えば、雨・雪・雹(ひょう)など。

これはわかりやすいですね。

 

 

では何も現象がない場合はどうするか?

それは、雲量によって決定します

 

雲量とは全天における雲の量です。

 

0,1割・・・快晴

2~8割・・・晴れ

9,10割・・・曇り

 

このように決められています。

(厳密には後記の表を参考)

 

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全天

 

この天気は何でしょう?

 

うーん、7割くらいかな。

ということでこれは「晴れ」になります。

 

 ちなみに天気は15種類に分類されます☟

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気象観測の手引き(気象庁

 

結構聞いたことないものもあるでしょ!

また興味のある現象を調べてみてくださいね。

 

もっと詳しいことを知りたい方は☟

気象観測の手引き 気象庁

 

 

今回は短いですがこの辺で。

 

#2 は「高気圧・低気圧の仕組み」を

更新する予定です。

 

 

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