傘がなくたって走り出せ!

KEITALK 天気を楽しめば人生が楽しくなる!

修行中の気象予報士です。YouTubeでの動画投稿に力を入れています。

【vol.4】ある大学生が気象予報士になるまで。

 

前回の続きです☟

k-mks437.hatenablog.com

 

今回は僕が合格するまでの流れを

書きたいと思います。

 

当時の想い、何がきつかったかなど

参考にしていただければと思います。

 

 

【目次】

 

 

 

 

気象予報士を目指す~大学入学

 

僕自身、高校での成績が良かったわけでもないんですが、

絶対に大学在学中に気象予報士になる!!

という謎の信念をもって大学に入学しました。

 

今になって思うのですが、

実はこの信念が一番重要だったと感じています。

 

高校時代に地学の授業を受けたことがなかったので、

完全に前知識ゼロの状態です。

 

大学の最初の授業で

成層圏オゾン層について

知っていることを書いてください」

というアンケートがありました。

 

何も書けませんでした(笑)

 

もちろん名前ぐらいは知っていたんですが、
レックウザのイメージしかなかったので。。

 

その状態からでも合格できるということです!

 

 

よく、予報士試験合格までに

約1000時間が必要と言われます。

 

本当にゼロから始めれば

それ以上に時間がかかるかもしれません。

 

ただ、試験以前の地学や気象の知識があれば

この時間を短くしていくことができると思います。

 

僕は大学で気象の授業があったことに加え、

普段から気象に関する本を読むようにしていました。

 

天気・気象大研究

天気・気象大研究

 

 

ここでは一冊の紹介にとどめますが、

こういう本を勉強と思わずに読むこと

非常に大切になると思います。

 

 

 

1~3回目受験

 

1回目は2018年の冬に受けました。

 

全く勉強していなかったのですが、

知人(というか大学時代の恩師)に

勧められたので受けてみることにしました。

 

2問ぐらいしかわかりませんでした(笑)

 

もちろん経験としてはいいのですが、

1万円も払ってますからね。。

 

少なくとも1科目は合格するという目標をもって

受験することを強くお勧めします。

 

 

2回目は学科2科目合格を目指し、

結果は何故か専門のみ合格。

 

専門は過去問で一回も
合格点をとれたことがなかったのに、、

 

実技は埋めることもままならない状況でした。

 

3回目は一般&実技の合格が目標でしたが、

どちらも合格できませんでした。

 

予報士試験のシステムとして

学科2科目が合格しないと実技は採点されません。

 

今思い返すと、3回目の受験で

確実に一般だけでも合格できていれば

かなり楽になったと思います。

 

むしろ、もともと自信のあった一般で

2回連続落ちたのは屈辱的でした。

 

このあたりからテキストの問題だけでなく

過去問を解いて「知識の幅を広げる」

という方向にシフトしていきました。

 

ちなみにこの時点での実技は

解答はめちゃくちゃだけど全部埋められる

という状況でした。

 

自分の中で研究や就活が

本格化する前に合格したかったので、

4回目(2019年夏)に賭けることにしました。

 

 

 

4回目受験

 

今回まで専門の免除が効いているので、

一般&実技の合格を目指しました。

 

結果は、、

一般のみの合格でした。

 

今回は本気で完全合格を狙っていたので

相当ショックでした。

 

実技は自己採点が難しいので

得点を書いてくれと心から思いました(笑)

 

結構勉強してきたつもりだったのですが、

実技の実力が足りていないことが明確になったのは

よかったと思います(無理矢理)

 

 

今回の実技は時間が足りませんでした

 

なにより2回目でたまたま合格した専門の

免除がなくなってしまうというのがきつかったです。

 

 

 

合格へ

 

そうして5回目受験に挑むことになりました。

自分の中ではラストチャンスでした。

 

これを逃すと次の試験は就活と重なるので、

受けるのを諦めるつもりでいました。

 

4回目の一般の合格で学科合格のコツは

なんとなく掴んでいたので、

専門はいけるような気がしました。

 

 

問題は実技です。

 

本番一か月前に受けた模試で50点でした。

 

1か月で20点あげるというのはなかなか絶望的な状況です。

ただ、この1か月は死ぬ気で勉強しました。

 

2回目→埋められない

3回目→とりあえず全部埋めた

4回目→時間が不足

 

と来たので今回は時間を縮める勝負だと思っていましたが、

この模試で知識不足が露呈しました

 

ここでこの問題に気づけたのが大きかったです。

 

これまで幅を広げることを目的に

新しい問題を解くことを中心に行なってきましたが、

改めて知識を固める方向に変更しました。

 

 

そして、本番を迎えました。

 

残念ながら、全く手ごたえがなかったです。

自己採点もしませんでした(笑)

 

ですが、合格できました。

運が転がってきました。

 

受かるときって

こういうものなのかなって感じました。

 

でも、自分の実力が30点ぐらいなら

こういう奇跡は起きませんからね。

 

ボーダーラインに到達できていたからこそ

こういうことが起きたと思います。

 

 

 

最後に

 

ここまで自分で読み返してみても

何が言いたいのかよくわかりません(笑)

 

まあ要するに回り道して挫折しても、

目標を見失わず行動し続ければ運が味方する

ということです。

 

その先に「なぜ気象予報士になりたいのか」

という最終目的があるともっと道は早いです。

 

 

合格までの様々な要因の中で

1つ大きかったのは「環境」です。

 

周りに予報士の先輩や受験仲間がいて、

モチベーションや知識向上において

非常に恵まれた状況でした。

 

 

ただ、僕はたまたまご縁があってこの状況になりましたが、

努力しても環境は変えられない部分もあると思います。

 

だからこそ、このブログというツールを通して

皆さんのお力になれればと思いますし、

そういった環境を提供していきたいと考えています。

 

問題の解説、勉強法、その他コミュニティなど

全てお答えしたいと思います。

 

またご要望があればブログ記事として

書きたいと思います。

 

☟に書いてあるメアド・twitter

ご連絡いただければ対応できます。

傘がなくたって走り出せ! - KEITALK 天気を楽しめば人生が楽しくなる!

 

匿名でも大丈夫ですし

twitterに匿名質問箱を設置していますので

それを使っていただいても構いません。

 

僕としても皆さんの合格をサポート

できることを楽しみにしています。

 

 

【vol.1】気象予報士試験を知る。

【vol.2】気象予報士試験に合格する!学科編

【vol.3】気象予報士試験に合格する!実技編

【vol.4】ある大学生が気象予報士になるまで。(当記事)